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"絆"KIZUNA Project 2010

【"絆"KIZUNAプロジェクト2010の報告】

Peace Field Japan は、2010 年8 月に、" 絆" KIZUNA プロジェクトを行いました。これは、日本の地域社会を舞台に、イスラエル、日本、パレスチナの青少年の交流と対話によって信頼醸成を行う平和のための活動です。三地域の青少年が日本の自然豊かな山里で共に生活し、地域の人が育んできた暮らし、自然、文化、伝統にふれる体験を共有することで、お互いを受け入れ、絆を築くと共に、持続可能な平和な社会を作るために何ができるのかを一緒に考える場を提供しました。

山登りの集合写真
全員参加で大縄跳びにチャレンジ


 "絆"KIZUNAプロジェクトは、日本の地域社会を舞台に、イスラエル、日本、パレスチナの青少年の交流と対話によって信頼醸成を行う平和のための活動。
 3地域の青少年が、日本の自然豊かな山里で共に生活し、地域の人が育んできた暮らし、文化、伝統にふれる体験を共有することで、お互いを受け入れ、絆を築くと共に、平和な社会を作るために何ができるのかを一緒に考える場を提供している。
 また、関わった日本の青少年が現地の参加者を訪ねて交流を深め、フォローアップを行い、平和な社会作りへ向けて行動できる青少年の育成を支援している。
 これらの活動を通して、イスラエルとパレスチナの人たちが平和に暮らせる社会の実現を、目指している。


1.背景:

 現在も紛争が続くイスラエルとパレスチナでは、人々の交流が極めて限定されており、特に若い世代はお互いを知る機会がない。このような状況の中で成長する青少年は、相手に対して偏見や漠然としたイメージで不信感を募らせ、恐怖心をいだいている。イスラエルとパレスチナに持続可能な平和をもたらすためには、次世代を担う青少年が、個人と個人として相手を知り、受け入れる場が必要とされている。


2.プロジェクトの目的:

<日本の地域での体験の学びを自分達の地域の将来につなげる>
イスラエル、日本、パレスチナの青少年が日本の地方を舞台に、その土地の文化・伝統・自然体験を共有することで、自らの地域社会のあり方、平和な社会を作るために何ができるのかを考える。

<対話の大切さを認識する>
参加者が対話を重ねることで、違いを越えて理解しあい、多様な価値観を尊重しあうことの大切さに気づく。

<共同生活による共存の可能性を実感する>
共同生活の体験から、共に生活することが可能であることを感じ、将来への展望を見いだす。


3.プロジェクトの目標:

<信頼醸成>
参加者たちが、偏見をなくし、相手を受け入れる寛容性を育み、信頼を醸成する。

<異文化間コミュニケーションによる共通性の認識>
参加者たちが、違いを越えて同じ地球に生きる人としての共通性を見いだす。

<平和の文化の担い手の育成>
それぞれの地域から平和の文化(Culture of Peace)を築くために主体的に行動を起こせる人材を育成する。


4. 日本を「フィールド(場)」にする意義:

<日本だからこそできる橋渡し>
日本は、イスラエル、パレスチナ双方にとって中立な場。日本だからこそ可能な橋渡しができる。
また、中東とは異なった文化を有しており、双方の青少年にとって初めての体験となるため、どちらかが優位に立つことなく、同じ立場で体験活動に取り組める。

<日本の地域社会、価値観を資源に>
日本で育まれてきた価値観(尊重し合う、調和、自然との共生など)が、イスラエル、パレスチナの青少年が平和、共生社会のあり方を考えるために有効な学びの材料になっている。また、それを提供できる地域社会が存在する。

<日本人として世界の橋渡しになる場>
プログラムに関わる日本の青少年が自分の文化、アイデンティティを再発見、再認識する機会になる。また、将来、世界との橋渡しができるBridge Makerの育成につながる。


5.設定するテーマ:

 KIZUNA(絆)による、持続可能な社会と持続可能な平和の実現


6.プログラム概要:

 1) 参加者:
    イスラエルの高校生女子4名、指導者1名
    パレスチナ(西岸)の高校生女子4名、指導者1名
    日本の16才から19才の女子4名

 2) 開催地:山梨県北杜市、小菅村、東京都内

 3) 主 催:特定非営利活動法人PEACE FIELD JAPAN
    協力:財団法人キープ協会
    助 成:独立行政法人国際交流基金、財団法人小佐野記念財団
    後 援:外務省、文部科学省、小菅村役場、小菅村教育委員会
    協 賛:東京海上日動火災保険株式会社、横浜南ロータリークラブ
          株式会社アンサーコーポレーション、有限会社サステイナブル・デザイン研究所
    物品協賛:株式会社東あられ本舗、アールジープロデユースジャパン株式会社
             インド&パキスタンレストラン スルターン、新亜細亜貿易株式会社
             株式会社はくばく、日本ミルクコミュニティ株式会社
 4) 日 程:
     8月 8日(日)成田着 清里高原へ移動
     8月 9日(月)講義、アイスブレーク、酪農体験、ナイトハイク
     8月10日(火)幼稚園児との交流、小菅村に移動、オリエンテーション、生活のルール作り
     8月11日(水)村の子どもたちとの交流、長作集落散策、家族/暮らし紹介
     8月12日(木)農作業体験、心の痛みのシェアリング、そばせんべい作り体験
     8月13日(金)山登り、ホームステイ
     8月14日(土)音楽プログラム、お祭り
     8月15日(日)音楽プログラム、ミニコンサート、スポーツ
     8月16日(月)源流の森と水を考える(雄滝、下水処理場、林廃センター)、間伐体験
     8月17日(火)わらぞうり作り体験、そばうち体験プログラム後のアクションプラン作り
     8月18日(水)オープンハウス&お礼の会(中東の文化、料理紹介と成果報告会)
     8月19日(木)東京へ移動、フェアウェルパーティー
     8月20日(金)帰国


7.関連の活動:

 1)  “平和の文化”講演会/報告会
     
 2) イスラエル、パレスチナへのスタディーツアー(2011年3月)
     



 2010年度の絆プロジェクトの内容については、こちら     『プロジェクト内容』

 2010年度の絆プロジェクトの参加者と
  ファシリテーターからのメッセージについては、こちら
     『メッセージ』